先日、人は感動を味わうために生きているのかもしれない
の記事で書いたように、岩手に行ってきたのだけれど、
岩手に行ったのは初めてだった。

岩手に行ける!となったときに、最初に思い浮かんだのは、
宮沢賢治のゆかりの地に行きたいな、ってことだった。
他にもせっかくだから、世界遺産の平泉や中尊寺にも行きたかったのだけれど、
1泊では両方とも回れないだろうし、2泊も考えたけれど、
その前の週に、出かけたばかりだったので、今回は1泊にして、
宮沢賢治のゆかりの地に行くことにした。

宮沢賢治と言えば、花巻。
盛岡から花巻まで、東北本線で、40分くらいだったかな。
普段車で移動することがほとんどだから、
のんびり電車に揺られていくのは新鮮で、
田舎の自然の景色や東北の古民家を見ながら、気持ちはなんだか
温かくなっていく。

車だったらいろいろと回れたかもしれないけれど、
今回は電車とバスしかないので、それで行けるところとなると限られて、
観光地だけれど、
宮沢賢治記念館
宮沢賢治イートハーブ館
宮沢賢治童話村
を訪れた。

そこは3つとも密集して建てられていて、駅からバスで20分くらいかかる。
花巻駅に着いてから、バスが出るまで、1時間以上待たなければならなくて、
どうしようかなと思って観光案内所で聞いてみたら、
駅から歩いてすぐの、林風舎 というところを教えてもらった。

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林風舎のカフェ

宮沢賢治の弟さんのお孫さんが経営しているお店で、
1階は主に、宮沢賢治にちなんだものが売られており、
2階はカフェになっている。

そのお店で宮沢賢治の世界にちょっと触れて、ワクワク!!
早速本を2冊も買ってしまった!
時間があるので、2階でお茶も飲んでゆったり過ごしたらバスの時間に
なっていて、1時間以上あったのに、あっという間だった。

そもそも、宮沢賢治については、童話作家ということで
子どものころから知っていたけれど、
賢治の思想や世界観について触れたのは、
鳥山敏子さんが書いた、「賢治の学校」という本を読んだとき。

もうずいぶん前に読んで、最近まで大切に取ってあったのだけれど、
誰かにあげてしまった。
内容の細かいことは忘れてしまったけれど、
賢治の自然に対する思い、先生時代の生徒への接し方など、
大大大!感動したのだ。

立川だったか、に、賢治の思想を取り入れた、
「賢治の学校」があると知り、そこで働きたいって思ったほど。

私にとって、賢治は、自然をこよなく愛し、大切にする人、
子ども(生徒)への愛にあふれた人、というイメージがあった。

今回、宮沢賢治記念館、宮沢賢治イートハーブ館、宮沢賢治童話村、
を訪れて、賢治の世界にもっともっと触れることができ、
心が震えて、涙ぐみながら、展示を見ていた。

個人的には、賢治の思想や世界観に触れられる、宮沢賢治記念館が好き。
イートハーブ館は、賢治の詩や童話の展示、
童話館は、子ども向けかな、と思う。

以前賢治の世界観を知った時には、私はまだ東京にいた。
自然が好きだったけれど、今ほどの自然に対する思いもなく、
農に関わってもいなかった。

今は田んぼでお米を作り始めて、より一層、賢治が身近になった。
賢治が書く詩の意味がとてもわかるようになった。

賢治の書く童話には、自然や動物に対する愛、
大切にしようという思いが表現されているものだとわかった。

以前より、もっともっと賢治が好きになった。

賢治が残した本や言葉について、世界観については、
また別の記事に書きたいと思う。


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童話村のファンタジックホール