いよいよ収穫の時期がやってきました!

とはいっても、今年の夏は暑い日も多かったけれど、
最近は雨が多くて、稲も例年にないくらい、稲が倒れてしまっています。
これは、私たちの田んぼだけじゃなくて、慣行農家さんもそう。

けれども、そんな中でも、収穫の準備は始まりました。

私たちの稲刈りは、手で刈ります。
刈った稲は、「おだ」と呼ばれる竹で組んだものに、天日干しします。
この天日干しがお米をおいしくしてくれる秘訣です。

慣行農家さんでは、ほとんど見られなくなったおだがけですが、
私たちの田んぼでは、昔からの風習の風景が見られます。

先週末は、MY田んぼの方々と一緒に、そのおだ作り。
例年だと、山から竹を切ってくるのですが、だんだんと竹がなくなってきて、
今年は去年使ったものなどを利用することにしたので、
重労働の竹の切り出しはなくなりました。

それでもちょうど暑くなった週末、1日かけてのおだ作りはやっぱり大変でした。

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竹を田んぼまで何本も運んで、

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最初にSOSA PROJECTのメンバーから、作り方をレクチャー。
私もちゃんと、教えることができました!
作り方をだいぶ理解できてきたみたいで、自分でもうれしいし、ちょっと自慢☆
最初のころは、人任せだったからね。

竹の組み方、紐の結び方が大切です。
そしてしっかり頑丈に作らないと、台風が来ると倒れてしまうのです。

MY田んぼの方々が、自分たちのおだを作った後は、
私としのさんのおだ作りも手伝ってもらいました。
昨年は、二人で作ったのだけれど、今年は助かりました!

みなさん、普段は都会であまり体を動かすことも少ないと思うのだけれど、
汗びっしょりになり、一生懸命働いてくれました。

私たちのおだ作りの時には、人手も足りていたので、
みなさん、働きながらも冗談を言い合い、その場の雰囲気が
とっても和やかでいい感じでした。

私はみんなが何を言っているのかわからなかったけれど、
その雰囲気を感じていると、幸せな気持ちになりました。

私も汗をかいて、たくさん働いて、やっぱり体を動かして働くって
気持ちがいいな、って改めて思いました。
体を動かしていたら、頭であれこれ考えることなんて必要ないから、
悩みもなくなるし、みんな、ありのままになれる、そんな感じがします。

それでも終わった後は、疲労困憊で、バタンキューなんだけれど・・・

さあ、今週末は、待ちに待った稲刈り。
お天気になってくれることを祈ります。