寒い冬に欠かせないのは薪ストーブ。
灯油や電気のようにお金がかからない分、薪には人手が必要です。

ありがたいことに、薪にする木は、通りがかりの親切な方が
「煙突があるなら、薪を使うんだろう、うちにあるから持ってきてあげる」と
何度も持ってきてくださいます。
本当に見ず知らずの方が、持ってきてくださるんですよ。
造園業のおじいちゃん、建設会社の社長さん・・・

引っ越してきたばかりのころは、ホームセンターで買っていたので、
本当にありがたいことです。

持ってきてくださるのは、長い木のまま。
それをを薪の長さに切って、斧で割る必要があるのですが、
私一人の力では到底無理。
男性の力が必要になってきます。

なので、移住仲間や東京から田んぼをやりに来る方たちに
声をかけて薪割り大会をしました。

薪割りをしてもらう代わりに、薪が必要な私たちが、BBQをふるまいました。
ふるまう、と言っても、人数が多かったので、少し材料費をいただいちゃいましたが・・・

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男性中心に、だけれど、女の子も挑戦していました。

薪割りって、すごい力が必要かといったら、そうではなくて、
姿勢を整えて、頭の上に斧を持っていけば、そこから落下する力だけで割れるんだそう。
膝をまげて、重心を下に置くのがポイントかな。
だから体を緊張させて、力に任せて割るのではなくて、
自然の流れに任せるといいみたい。

普段から力を入れて生きている人は割りにくいけれど、
自然に生きている人は割りやすいんですね。
そうはいっても、やっぱり女子の力ではなかなか割れません・・・
私は割る気はまったくなく、お任せです

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そしてお昼にはお待ちかねのBBQね。
みんなでワイワイと。
肉をいっぱい食べました!

曇り空で寒かったので、たき火もしながら。

こういう大変な重労働も、みんなでやるとはかどるし、楽しいな。
移住仲間も少しずつ増えてきているし、こうやってお互いに助け合いながら、
暮らしていけるといいなって思う。
それが田舎暮らしのいいところ、だよね。


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そしてこの日、田んぼ仲間の東京でフリースクールをやっている先生たちが、
卒業生を連れて、やってきていたのですが、
その子たちがドラム缶風呂を楽しみにしていました。
ので、薪で沸かしています。
2時間半かかって、入るころには真っ暗に。

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10代の若者たちが水着を準備して来て、入ってくれました。
このあともう一人入って、3人でも入れましたよ。

ゆっくり入ってくれて、とても気に入ってくれたようでした。
ほんと、作ったかいがあります。

2時間半もかかって沸かすなんて、時間の無駄?効率が悪い?って
思う人もいると思うけれど、「お風呂に入る」という普通の生活のことに、
遊びを取り入れるのは、私にとってはとっても楽しいことで、
ここに来る人はそう思ってくれる人が多いみたいで、うれしいな
そして火に向き合っているとね、癒されるっていうか、心が満たされていく感じもするから、
とっても好きなんだ。

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お風呂から出たみんなと私。
一人は酔っぱらってお風呂に入れず、この写真でも寝ている足だけが見えるけど

彼らはきっと、不登校などでフリースクールに行き、普通の子どもたちとは違った
経験をしているけれど、とってもいい子たち。
子どもたちのエネルギーはとっても純粋で、一緒にいると、とても気持ちがいいの。

今度は「お泊りで来たい!」って言ってくれて、また一緒に過ごせたら私も楽しいな、って思う。

やっぱり子どもたち、若者たちと一緒に過ごせる環境にいたいな、って思います。


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