今年は例年にない、雨や台風が多かった年で、
稲はバタバタと倒れ、稲刈り後おだに干した稲がなかなか乾かなくて、
その後のスケジュールは大幅に遅れました。
SOSA PROJECT のmy田んぼの収穫祭も、
当初の予定から、2週間ほど遅れて行うことになりました。
スケジュール通りの日程だと、新米が渡せないからです。
その収穫祭が、うちで昨日行われました♪
10月に入ってから日程を変更したので、参加できない人も多くて、
10組ほど欠席の収穫祭となりましたが、それでも30人近くは集まったでしょうか。
私は会場準備、お米を炊いて、味噌汁を作る担当で、
前日までにできることはやっておいたつもりなんだけれど、
当日になると、バタバタ( ;∀;)
そんなところに、1時間早く到着したグループがいて、
早速手伝ってもらいました。
まずは新米を薪で炊いてもらいました。
ああせい、こうせい、と指示だけして、みなさんにお任せ(*^-^*)
ちょっと水が少なかったかな(私が入れた)と思いましたが、
とてもおいしく炊きあがり、みんな上手に炊いてくれて感謝☆
このグループには、お米の収穫量が少なかった人のために、
コモンズ米からおすそ分けするので、それを袋に入れてもらいました。
その前で、さくらと斉藤さんが遊んでる(^^♪
そして会場のセッティングも手伝ってもらい、
そうしていると、みんなが集まってきました。
私はお米と味噌汁を準備して、みんなには、おかずを1品持ち寄りで
持ってきてもらいました。
作っても、買ってもOKとしているのですが、今年は買う人がいつもよりも
多かったかな。
毎年、カラーが違いますね。
みんながだいたいそろったところで、宴は始まりました。
私が最初にあいさつさせてもらい、乾杯は、収穫量1位の小林さん(^^♪
この写真で立っている方です。
そして食べて、飲みながら、みんなに一人ずつお話をしてもらいます。
↑
話してもらうのは、こんな内容。
(髙坂勝作)
ほとんどの方が1年目の田んぼは、楽しかった、よかった、という感想だった
みたいだけれど、中には、途中でやめようかと思った、とか、
最初のほうで、もう嫌になったとか、そういう感想の方もいて、
人によっては、大変だったみたいですね~(>_<)
それでも最後までみんなが自分で脱穀までやり遂げてくれたから、
すごいなぁって思いました。
2年目、継続される方も何組かいるみたいです。
また来年も田んぼでご一緒できること、うれしいなぁと思います。
サクラも一応、みんなの仲間に入っています♪
座布団の上で座ってるの(^^♪
みんなの話が終わると・・・
部屋のあちこちで、いろんなことが始まりました。
これから自分でなりわいを始める方が、それぞれお店を開いていました。
キッチンでは、コーヒーにこだわる、カフェ準備中の斉藤さんが、
コーヒー(豆?)教室。
女性に囲まれて、モテモテ♡
軽トラモバイルハウスを作って、そこで、移動整体院を始める斉藤さんが、
マッサージ。
みんな癒されてました♡
こちらは、今もうすでにヨガの先生をしている、坂口さんが、
ヨガ(健康)教室を開いてくれました。
瞑想もしちゃってる♡
とってもおいしい、ずんだもち(自分で育てた枝豆で作った)と、
きなこもちを持ってきてくれた、清水さん。
今こんな姿でお仕事してるとか。
いつか自分のお店(レストランとか)を持つのが夢だそう。
こんな笑顔で自分のお店でお客さんをお迎えする姿が目に浮かびますね~☆
私もカードリーディングをさせてもらいましたよ。
まじめだったり、適当だったり(^_-)-☆
小学生の男の子も受けてくれました♪
最後は、みんなが歌を歌ったり、踊りを披露してくれました。
ネコが大好きな支倉さん、ネコの歌。
自己紹介のとき、ネコが好きです、ってしか言わない(*^-^*)
しのさんによれば、味のある声だ、そうです。
みんな聞き入っていましたね。
支倉さんがどれくらいネコが好きかと言えば、この写真。
サクラを膝の上に乗せたけれど、すぐに逃げようとしていたのを、離さない!
やっと膝の上に乗せた大好きなネコを逃さず・・・っていう、
ネコ好きの支倉さんを表す写真だなと思いました。
私としのさんも「女神舞」を踊って、最後は、ソーラン節。
私はよく知らないけれど、今流行っているのだとか?
本当はもっと大勢でやってくれるはずだったけれど、
急な欠席などがあり、松井さんと和田さんの女子二人になってしまって、
そこに、赤津さんところのだいちくんが当日加わって、3人で踊ってくれました。
最後、踊りが終わってお開きになると、もう外は暗くなっていました。
みんなそれぞれ語り合ったり、なりわいのお店を体験したり、
収穫祭の時間を楽しんでくれていたかなと思います。
最後は部屋の片付けもしてくれて、本当に助かりました。
農家さんのところでもみすりしてもらってから、
うちの縁側で預かっていた新米も、やっとみなさんの手元に行きました。
最後はみんなで、重さを比べっこしてたね~(*^-^*)
SOSA PROJECTのmy田んぼは、みんなで同じ田んぼを作業して、
みんなが同じ収量のお米をもらうのではないんです。
一人一人の区画があって、そこを「自分の田んぼ」として、作業してもらい、
そこで獲れたお米が自分の分になります。
同じ広さだけれど、日当たり、水の深さ、草取りの回数、などなど、
いろんな条件で収穫量は様々です。
みんなで同じ田んぼを作業し、みんなが同じ収量をもらえることが、
平等でいい、っていうところ、人もいるかもしれませんが、
でも自分の区画を1年間(実際には半年)自分の責任で作業すると、
獲れた量に関係なく、喜びはとても大きいと思うんです。
自分で作ったお米を自分で食べる、まさにその言葉通りです。
それに、自然界は平等なんかじゃありません。
私も今年、昨年以上に愛情をかけて、育てました。
でも今年の収量は少なめです。
なんで~(>_<)と言いたくなるけれど、これも受け止めなければ仕方がない。
もう自分の力ではどうしようもできないこともあるんだなぁと、
天にすべて預ける気持ちになります。
とはいえ、来年はこうしたらいいかもしれない、とまた、
いろんなことを試してみようとする気持ちにもなるんですけどね。
こういう「差」というのは、平等でないように見えて、いろんなことを教えてくれます。
それがいいんです(^_-)-☆
私は収穫祭が終わってからはそうでもなかったんだけど、
次の日になり、片付けをしながら、収穫祭のこと、一人一人の顔が思い出されて、
しみじみと楽しかったなぁって思っていました。
それはみんなが集まって、ワイワイと集まって過ごした楽しさもあるんだけれど、
毎年、「お米作りに挑戦してみたい!」っていう同じ気持ちを持った人、
お米作りがなかったら、出会わなかっただろう人と、出会い、一緒の時間を過ごせること。
そういうことがとても楽しいなぁ、と、
人と出会うって、素晴らしいことだなぁ、と思っていると、
この世界は、とても美しい
と思えてくるのでした。
長くなったけれど、最後にどうしても書きたい!
美しい、で終わりたいけれど、やっぱりこれを書かないと終われない(^_-)-☆
収穫祭で、めっちゃ、笑ったこと。
それは赤津さんのところのだいちくん。小学生。
朝からおもしろくて、楽しくてね、
例えば、しのさんが持ってきてギターを持って、家の前の道路まで行き、
車が通るたびに、ギターを弾く真似をして、アピール!(なんの?)
私に「卵ある?」と聞いてきて、勝手に卵焼きを作り始める
斉藤君がマッサージしていると、これまた勝手に、施術台に乗って、
マッサージしてもらっている人のおしりをもみもみ
一芸やった人が、やり終えると、ホットウィスキーのサービス。
しのさんの、「おまえはホストか!」の突っ込みにも笑えて。
誰のウィスキー?お湯沸かしてるの?って突っ込みどころも満載で。
極めつけは、私のカードリーディングを受けてくれたんだけれど、
ま:お悩みは?
だ:もてたい!
ま:え?もてない?
だ:もてたい!
ま:わかった、とカードを引くと、
「自分らしく、そのままでいれば、一番いいタイミングで、恋人ができる」という、
本当にそのままのカードが出たので、それを伝えたら大喜び!!
ハグされちゃった!
そうして、このままでいいんだ! と、確信を持って、去って行きました。
ますます、だいちくんらしく、楽しい日々を過ごすことでしょう。
おしまい♡
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