先週の21日土曜日は、高田造園事務所の高田宏臣さんをうちにお迎えして、
お話会とWSが行われました。

去年高田さんの「土気ダーチャフィールド」にお邪魔して、
(そのときの様子はこちら→
 ☆
高田さんのお話やその環境に大感動していたので、今回のWSをとても楽しみにしていました。

今回のWSは大盛況で、参加者が60人ほどにもなり、初めてそんな大勢を
うちでお迎えすることになり、準備などちゃんとできるかしら?とちょっと心配していましたが、
SOSA PROJECTスタッフや移住者仲間の協力で無事開催することができました。


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高田さんは、聞こえない私でも内容がわかるようにと、
PPTの資料にたくさん文字を入れてくださいました。
そのため、準備にたくさん時間がかかったそう。

それに加えて早苗さんには、高田さんがお話しされることをパソコンで筆記してもらって、
みなさんのおかげで、私もお話を楽しく聞くことができました。


今回も高田さんのお話にずっと感動していたんだけれど、
お話の内容は膨大で、たぶん高田さんの伝えたい思いがいっぱいで、
私の頭には入りきらなかった~(T_T)

きっとお話の内容もそうだけれど、それよりももっと高田さんのエネルギーを受け取って
感動していたんだと思います。

きっと高田さんのお話は膨大なんだけれど、参加者の方々は、
それぞれ自分の心に響くことを受け取っていて、
それは一人ひとり違うのかな、と思います。

私の心に一番響いたのは、見えないところ(世界)が一番大事なんだ、ってこと。

自然界で言えば、土の中が見えないところ。
でも例えば木が病気になったり、雑草が生えたりすると、
見える部分だけをどうにかしようとするのが、現代の人間。

病気になった木をすぐに切ったり、農薬をかけて草が生えないようにしたり。

でも本当に見るべきは土の中。
風通しがよくて大地が呼吸しているか、水が臭くないか、
根っこは強く張っているか・・・と、見えないところを大切に見ていくのです。

それは人間と同じだと思いました。
私は人間も「目には見えない心」が一番大事だと思っています。
現実は心がそのまま外側に現れたもの。
だから目に見える現実を変えたいと思ったら、目に見えない心を見ていくことが
とても大事だと思っています。

高田さんのお話にもありました、ミクロとマクロはつながっていて、
自然界と人間界は相似形。

結局、みんな同じなんだ、と思ったら、そのことがとてもうれしくて、
私を取り巻く、この自然が、宇宙が、とても愛しいものに思えました。

始めからすべて一つだったのに、切り離して考え始めたのは、人間でした。

自然を離れて、コンクリートに囲まれて、便利な機械に囲まれた暮らしが
何より素晴らしいと、それに慣れてしまったんですね。

人工的な、機械的なものに慣れてしまうと、感じる力が鈍くなってしまうんだ、と
改めて思いました。

周りの自然や植物たちが何を言っているのか、どうすれば共存できるのか、
ということを観察し、感じ、汲み取る、ということができなくなってしまったんだな、
と思います。

そして本来つながっているはずの自然を、忘れてしまったんだなと思います。

周りの自然が何を言っているのか、ということを感じたり、くみ取ったりするのが
できなくなった私たちは、何よりも、自分の心の声さえわからなくなっているんじゃないか、
って今書きながら思いました。

周りの人の声や、情報をうのみに、それが正しいと思って生きている人にとっては、
自分の本当の声が何だかわからなくなっているんでしょう。
そういう状態で、自分の本当の気持ちにフィルターががかった状態で、
自然の声など、聞こえるはずがないと思うんです。

高田さんがお話の中で何度も繰り返していたこと。

知識じゃなくて、感じること

それは、自然との対話のことだけじゃなくて、普段から、
「ほかの人からの知識じゃなくて、自分の中から湧き上がってくることを感じること」
が大切になってくるんじゃないかなと思います。

やっぱりこれからは、一人一人の感性 が一番大事!!って改めて思いました。

そしてお昼をはさんで、午後からはうちの周りを改善するワークショップ。

うちは湿気がひどいし、夏は蚊も多い。
事前に高田さんが下見に来てくれたのですが、そのときに、
「大変だところだ」と言われた通り、やらなきゃいけないことがいっぱい!

最初水脈を探すところから始まり、家の前の空き地に穴を掘り、
その穴に炭や笹を入れて、水を浄化、流れを整えます。

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高田さんがやって見せてくれて、

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その後、参加者のみなさんが実際に作業してくれました。

前の庭の坂のキワに穴を掘り、その中に枝や笹を入れて、水を浄化し、
土が呼吸できるようにします。



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次は、この庭にウッドチップと竹炭、もみ殻燻炭などをまきました。
これは説明をしてもらっているところです。
まいてもらったら、ふかふかしてやわらかくなって、とても気持ちがいい!
ウッドチップには微生物が含まれていて、土がこれから変化していくのでしょう。


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そして裏庭。
隣の土地の藪がひどかったのです。
手つかずにしていたのですが、みなさんに刈ってもらい、
風が通って、とてもすっきりしました!
笹がひどかったのですが、下から全部は刈らず、50センチくらいかな、残して刈るのです。

下のほうから刈ってしまうと、どんどん草は(笹は)強くなってしまうけれど、
途中から刈れば、そこから伸びてくる草(笹)はやわらかく、刈りやすくなるそうです。

私の家の周りは草や笹がいっぱい生えるのですが、
春から秋にかけて、何度も刈らなきゃいけないから、
憎々しげに、地面すれすれに刈っていました。
全然、草のこと、生態系のことを考えていなかった、
自然界と対話できていなかったんだな、と思いました。

今年は刈りすぎないように、草と対話しながら刈りたいな、と思います。

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高田さんの写真がなかったから、最後のあいさつの時の写真。
写真右、手袋をはめて話しているのが高田さんです。



次の日、前、裏、の庭に出てみると、とても気持ちがいいのです。
特に裏庭は暗くて、あまり行きたくはないところでした。
でもしょっちゅう行きたくなっちゃうような気持ちのよい場所になりました!
駐車場にしていたところ、ウッドチップをまいてもらったところも、なんだか今までよりも軽い!

大地が呼吸を始めたんですね(*^-^*)

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ウッドチップ、竹炭、もみ殻燻炭をまいてもらった駐車場。

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裏庭。笹を刈って、風の通り道を作り、本当にすっきりしました!


家の周りのこと、一人だとなかなか作業も進まず、ほったらかし、
だったのですが、今回高田さんのレクチャーの元、
60人もの方々に手伝ってもらい、環境がとてもよくなり、
本当にありがたく、うれしい気持ちでいっぱいです。
あきらめていたのに、こんな日が来るなんて~(T_T)と
奇跡のように感じています。

ここのところ、心の風通しがよくなったと思っていたのですが、
そうしたら家の周りの環境も風通しがよくなり、
そうすると、また心の風通しもどんどんよくなって、
風通しがよくなる循環が始まったように思います。

それでも実は、まだまだやることはいっぱいなのです。

自分でも、そしてまた手伝ってもらいながら、少しずつ、
整えていきたいなと思います。


宇宙から見たら、地球に住む私たち人間は、大地のへりに住む、
微生物でしかない。

それを聞いたら、ますます人間が自分の力で生きているんだ、とか、
自分でなんとかしなければ、と思って苦悩したり、あくせくしたり、
力んだりしているのがおかしくなってきて、
もっともっと、自然に、宇宙にゆだねて生きよう、
生かされてる、ってことに感謝して、自然とつながっていこうと思いました。