4日目の、ジャングルの宿の朝、昨夜のジャンベの音が細胞に染み込んでいるからか、
気分はすっきりと爽快でした☆

朝ごはんは、パンと果物。
バナナ、パイナップル、ライチ、と、普段果物ってあまり食べないんだけれど、おいしかったです(*^-^*)

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ケイコさんちの母屋で朝食。
こちらもインテリアが素敵で、とてもおしゃれです。

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これは夕方のリビング。



この日は海に行こうと言っていたんですが、
ケイコさんがバナナ園に連れて行ってくれるとのことで、
海の前にバナナ園に行くことになりました。

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ここには16種類のバナナが植えられているとか。
バナナだけでなくて、食べられる植物がいっぱいあるみたいです。
ケイコさんは、右側のピンクのタンクトップを来ている女性です。


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ん?バナナ園に、真っ裸の男性がいる!?

実はバナナ園は、ケイコさんの元?パートナー、リッチーの家にあったのでした。


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さとうきびジュースを飲ませてくれると再度現れたときには、ふんどしをしていました('ω')

搾りたてのさとうきびジュースは、とても甘くて、濃い味でした。

これを煮詰めると黒糖になるんだなぁ(*^-^*)

リッチーの家で、ジュースとバナナをごちそうになり、
なぜかリッチーにリーディングをすることになりました。

実は朝ごはんのときにケイコさんにもリーディングをしていたのです。

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私のリーディングをケイコさんが英訳してリッチーに伝え、リッチーが話すことをケイコさんが和訳し、
しのさんが私にわかりやすく通訳してくれます。

なんて複雑なの( ;∀;)

私のリーディングは無意識を見ていきます。

リーディングしていたら子どものころのことが見えてきて、見えたまんま伝えると、
「初めて会うのに子どものころのことを言い当てられてびっくりした」とリッチーは言ったそう。

だからか、いろんなことを話してくれて、気が付いたら1時間以上たっていたと思います。

初日にファーマーズマーケットでリーディングしてもらい、
2度と会わないかもしれない人だけれど、こんなに心に残るリーディングをしてもらって、
人との出会いって素晴らしいって思って、
私もこんなふうに一期一会のリーディングができたらいいなぁと思っていたら、
させてもらうことができて、すぐに願いは叶いました!


このとき私は海に行くから補聴器を宿に置いてきていました。
リーディングをする予定は全くなかったしね。
補聴器を外すと音は何も聞こえない、その状態でリーディング、コミュニケーションをしていたんだけれど、
しのさんに、「まりりん、聞こえているみたいに話がわかっていたね」
「補聴器しているときよりも話がわかっていたみたいだ」って言われて、
もしかすると、テレパシーでも受け取っていたのかもなぁって思いました。


そのあと行った海は、実は地熱で温められた温泉で、海水も入り込んでいるプールみたいな
ところでした。
薬効作用もあって、泳ぐというよりは浸かるっていう感じで来ている人が多いみたいでした。

私も長い間浸かりました。

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途中で、クジラが見えると教えてもらい、海に見に行ってみると、
一瞬だけ、潮を吹いているところが見えました!
写真もとれないくらい、あっというまでした。

上がって宿に帰り、前日ナチュラルフードのお店で買ったデリを食べて、ビールも飲んだら
ふらふらになり、お昼寝。

目が覚めるともう薄暗くなっていて、この日の夜は、ここから車で30分くらいのカラパナで
ナイトマーケットがあるというので、8時ごろからお出かけです。


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ナイトマーケットは、毎週水曜日の夜にやっているとのこと。
毎週でこの人出はすごい!

街の人たちの、大事な集いの場になっているんですね(*^-^*)

10時過ぎまでここで過ごし、この夜はまだまだ終わらないのです。

このカラパナに溶岩流が海に流れ込んでいるスポットがあるとのことで、
連れて行ってもらいました。

そのとき、集まったのはケイコさんのところに泊まっている人以外にもいて、たぶんみんな日本人。
現地で暮らしている人なのかなぁ。

その中に私に声をかけてくれた人がいて、
その人は私が去年受けた小林健さんのセミナーでスタッフをしていた人でした。
私のことを覚えていたんですって!
そういえばなんとなく見覚えが。
こんなところで会うなんてびっくりしました。

そのスポットは、9時までしか入れなくて、10時半まではおまわりさんがいる、
おまわりさんがいなくなった10時半以降になると、とても近くまで行けるとのこと。
近くまで行くのには、車では行けなくて徒歩だと往復で4時間かかる、
なので、リッチーがバイクに乗せて連れて行ってくれるツアーなのでした。

バイクには1度に2人まで乗れて、交代で運んでもらいます。
交代で運んでもらえるまでは、歩いていくのですが、途中、月が海に映し出されて
とても美しい景色が見られました。

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この景色を横目に、前方に少しずつ溶岩流の赤い光が見えてくる・・・
ドキドキしながら歩きました。

バイクで立ち入り禁止の表示のところもどんどん越えていきます。
最後は歩いて溶岩の上を歩き、溶岩流が海に流れるのが目の当たりに。

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こんなに近くまで行って見ることができました。

この写真で見ている人たち、崖ぎりぎりまで行って座っています。
この下は真っ暗な海です。

実際には溶岩流がとうとうと海に流れ込んでいるのですが、
写真では残念ながら写りません。

それはとてもとても美しかったです。




映像でもぜひ見てください☆
すごい迫力です!

みんなこの炎にじっと見入っていました。
1時間以上、そこにいたと思います。

寝転んで、振動を感じながら本物の溶岩浴も・・・

夜中なのに、次から次へと人がやってきます。
この時間しかここまで来れないので、知る人ぞ知る、んでしょうね。


この溶岩流を、炎を見ながら思いました。

地球は生きている。

生きて、こんなに美しいものを見せてくれる、表現してくれる、
こんなに美しいものは人工では、到底作り出せない芸術作品。

だけれども、これが一歩違えば、「災害」と言われるものになってしまう。
多くの人が亡くなり、街や村が消滅してしまう。

それは本当に紙一重。

だけれど、自然が起こすことに、よい悪いはない。

人がそう決めつけているだけ。

自然はただそうあるだけ。

だから、もし自然が起こすことで人が命を失うことがあっても、
街が村が消滅することがあっても、
それが自然と生きた証として、地球とともに生きた証として、嘆くのではなくて、喜びたい。
喜ぶという表現がふさわしくないなら、せめて静かに受け止めたい。
死さえこの地球で生きた証と受け止めたい。
「災害」って呼ぶのはやめたい。

だから、今この一瞬を精いっぱい生きることが大事。

誰かのために、義務で、なんとなく、と、自分を殺しながら、輝かずに生きていたら、
突然の死に慌てふためいて、生にしがみつきたくなるかもしれないけれど、
この一瞬を精いっぱい生きていたら、死のその瞬間は、肉体がなくなることにも
ゆだねることができると思う。

自然がただそうあるだけなら、私たち人間もただそうありたい。

よい、悪い、と自分や人の行動をジャッジしないで、
ただやりたいことをやる、ただそうありたい。


そうして、宿に帰り着いたのは、午前2時を過ぎていました。

~5日目に続く~