先週土曜日は、里山活動の日でした。

田んぼ仲間のみなさんは里山の整備、私はいつも地元のお母さんと一緒に、
ご飯の準備をします。
私の担当は、薪でご飯を炊くこと。

その日は、ある事情でご飯を炊かなくて、お湯をいっぱい沸かすのに、
薪で火を焚きました。

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これはイメージ。撮影は倉田爽ちゃん。

その日、里山関係の地元の方から、さつまいも、柿、枝豆をいただきました。
その他、季節ごとに、いろいろなものをいただきます。

火を焚きながら、その傍らで、地元のSさんと一緒に、
枝豆を枝からもぎっていたら、ふと、

こんなふうに、根っこに土がついたままいただいて、
それを手で一つ一つもぎって、
そして薪で沸かしたお湯でゆでてすぐにいただけるなんて、
なんて豊かなんだろう


って思いました。

枝豆はどこでも買えるけれど、買うとしたら、粒のそろったきれいなものが
袋に入って売られていて、なんだかそれはもう味気なくて、
自分で作ったり、いただいたりして、その形はいびつだったりするけれど、
やっぱりそれが自然。
中には腐りかけているものだってあるけれど、
それも自然なこと。

サツマイモはとてもとても大きくて、それを小さく切って、それも蒸して
いただいて。
柿も皮をむいてもらった。

そんな素朴なお昼御飯をみんなで食べて、とてもとてもおいしかった。

午後は片付けをしたら、特にすることはなかったので、
田んぼに行くと、古代米を稲刈りしている人たちがちらほら。
しばらくそれを見て、家に帰って夜リラックスしていたら、

今日は、なんて豊かな時間を過ごしたんだろう
とても幸せな時間だったし、楽しかった

って思ったら、涙がぽろぽろこぼれてくる。

もう何年も同じことやってるのに、涙が出てくるし、
はじめてそれを経験したかのように感じるのは、
今ハートが開いているからだと思うし、
朝目が覚めると、

新しい私が誕生した
昨日までのことは終わり

って、ここ2,3日、毎朝そんなふうに思っていたからかもしれない。

ハートを開いて、ものごとを見れば、
いつもと変わらぬ日常を過ごしていても、
一つ一つが感動の連続で、当たり前のことに感謝しかない。

それに私は、この田舎暮らしで、
新しいもの、きれいな値段の高いもの、そういうものを買ったりするよりも、
少し古かったり、形がいびつだったりしたとしても、
そこに人の心が通い合うもののやり取りに、豊かさを感じるようになっているんだ
って思う。





昨日は秋の実と草で草木染をしました。
私を含めて4人、見学が一人とかわいい赤ちゃんも参加してくれました♪
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セイタカアワダチソウ
いつものように、煮出して色を出しました。
入れすぎたのか、濃いめの仕上がりになりました。

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これはクサギの実。
少ししかなかったけれど、お試しで。
これはお湯を入れて、実をモミモミして、色を出します。

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藍の乾燥葉。

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青色だ!

染めたものを撮るのを忘れちゃったんだけれど、
セイタカアワダチソウは、濃いマスタードとか暗めの黄色に、
クサギの実はほんのり空色に、
藍の乾燥葉は、深いブルーになりました。



2時くらいまで草木染をやって、お昼を食べてからは、
みつろうラップ作り♪

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私もみんなが帰ってから、作ってみたけれど、かなりいい感じ☆

布はたっくさんあるから、自分の気に入った布で作ると、
食品を保存したりすることさえも、楽しくなっちゃいそうです(*^-^*)

私はこんな暮らしを豊かだと思う♡