もうブログに何度か載せていますが、今年の
SOSA PROJECTの my田んぼ募集 が始まりました!

こちらをクリックして、ぜひお申込みください♪

android-20160502105850_20160502111252

私自身、田んぼでのお米作りは2012年からやっているので、
2020年は9年目になります。
スタッフとしても9年目です。

広さはここ2年くらいは2.5畝でやっています。
一人だとちょっとしんどい時もあるのですが、
それでも無理な広さではなく、ちょっと大変だなぁと思うくらいが、
いろんなことを感じることができるし、いろんな人に手伝ってもらえるから、
なんとかそれでやっています。

私が一人でもこんなに長い間やっていられるのは、
楽しいからにほかなりません。
もちろん自分でお米を作れば、安心安全だし、経済的にも少し助かるし、
自分で自分の食べ物を作る喜びもあります。
でも私がやっている一番の理由はただ楽しいからです。

田んぼではいろんなことを感じることができます。
手や足に触れる土や水の気持ちよい感触、
お日様の光を浴びて元気になり、頬をなでる風にも癒されます。
そして普段は見過ごしてしまうような、小動物にも出会えて、
そんな彼らと田んぼを共有して作業できることの喜びも感じます。

それだけではありません。

土に長時間触れてると、癒されるだけでなくネガティブな感情が浄化されていきます。
だから私は草取りが大好きです。
ネガティブいっぱいあるから(笑)

そして何年も前、稲刈りをしていたとき、一人で黙々とやっていたときだと
思いますが、突然、

稲は私たちに(お米を)食べてもらいたがっている!

ということに気が付きました。

そのとき、自然の大きな大きな愛に触れたような気がして、
泣きながら稲刈りをしていたことを今でも覚えています。

お米だけじゃなくて、自然のものたちはみんなそう思っているんです。

そして、その作業だけではなくて、田んぼに来てくれる人たちが大好きなんです。
人は自分の肩書だったり、役割だったりで、人間関係を築いていくんじゃないかと
思いますが、
私はこういう仕事をしているものです、私はだれだれの母です、
どこどこで生まれて、どういう大学出身です、
なんていう感じで。

でも田んぼに来る人たちは、そういうこと関係なく、

田んぼが好きです!
お米作りに興味があります!
自然が好きです!

そんな気持ちで集まっているから、その気持ちが人々を結び付け、
その関係性は平等で自由で、損得勘定もなく、そういったみんなのエネルギー、
いい空気が田んぼに流れているんだと思います。
田んぼに来るとみんないい笑顔なんです。

そんなそんな、私が田んぼを好きな理由を挙げてみましたが、
もともと田んぼでのお米作りに興味があったわけではなかったんです。

ここからは田んぼのことよりは、私のことや移住のことになりますが、
田んぼを始めたり移住したきっかけは、ただ自然の中で過ごしたい、それだけでした。

ここに来る人たちは、ダウンシフト、半農半Xに興味があり、
環境や世界で起こっていることにも精通していて、
なんとかこの現実を変えようとしている、または考えている人が多いと思いますが、
私はそういうことを深く考えることはなかったんです。
問題意識をあまり持ってはいませんでした。

東京の暮らしにも飽きて、自然の中で暮らしたい、
それを2009年くらいから思っていて、
でも移住先をどこにすればよいかわからなくて、という感じでした。

それで田舎暮らしをしたいとずっと思っていたときに、
田んぼに来るチャンスをもらって、
田んぼ=田舎、それだけで行ってみて体験してみようと思ったのでした。

そしたらはまりました!
もう田んぼの作業が楽しくて楽しくて仕方がなかった!

だから匝瑳市ってどういうところか知らないけれど、
ここに移住してみようと思いました。

2011年7月ごろ初めて知り合いもいないのに、田んぼに連れていってもらい、
その年の11月には、知り合いもいないのに、移住していました。

一応家は見つかったけれど、大変なリフォームをしなければいけない、
っていうことで、お金もかかるし、賛成してくれる人もいないし、
すごく悩んだけれど、最初の
「この家のエネルギーは暖かい、
きっとこの家を直して住んだら、楽しいことになる!」
という自分だけの感覚を信じてリフォームすることにしたのですが、
決心してリフォームが始まってからも、心細くて心細くて、
毎日のように泣いていたのです。

もともと古い家が好きとかいうこともなく、
移住しても家を直して住む、という気持ちもさらさらなかったのに、
行き当たりばったりでそうすることにしたので、
余計不安だったのでした。

リフォーム前に掃除などで手伝に来てくれた友達には、
「お化け屋敷みたい」と言われ落ち込み…

o0700052511774372557
リフォーム前の外観

o0653049011775291320
リフォーム中のキッチン
土台から直しました。

o0327024511987017179
リフォーム中の母屋

前にリフォームのことを書いたブログを読んでみたら、
やっぱり「怖い、怖い」書いてる(笑)

迷いながら、不安で泣きながら、それでもリフォームをして、
この家で住もうと決断してきたら、
やっぱりこの家で楽しい暮らしができたのです。

それまで聞こえないから、ひっそりと一人で生きて行こうと思っていました。
相手の話していることがわからないから、人づきあいはとても苦手でした。
そんな私のところに、たくさんの人がやってきてくれました。
リフォーム中にも本当にたくさんの人が手伝いに来てくれたし、
住み始めてからもたくさんの人が遊びに来てくれています。
最初はそれでも人と付き合うのが怖かった、けれどももう無我夢中でした。
抵抗する間もなく人がやってくるので、その流れに乗っていくしかなかったのです。
でも人間関係ではすごく苦労しました。
それは私の心の未熟さがそうさせたのですが、それによって、
いろんなことを学び、ありがたい経験をたくさんさせてもらいました。
そして、今は人付き合いが苦手とは思わない、人と関わることが好きになっています。
私も出会う人が好きだけれど、私と会ってくれる人、この家に遊びに来てくれる人も、
私が好きで来てくれる、それをいつも感じています。

この家自体も広いけれど、土地も広くて、畑もできたり、
庭でハーブや花を育てたり、ツリーハウスやピザ釜も作っちゃったし、
楽しめることがたくさん!

だからやりたいことが次から次へと生まれてきて、
世の中の人が良く言う「やりたいことがわからない」なんてことが全くないのです。
家にいても退屈しないし、時間が足りないくらいです。

今は、移住前、移住してからも数年は興味がなかった、”手仕事”への興味は増す一方。
身の回りのものを作ることが楽しくて、食べ物をはじめ、身に着けるものや
生活に必要なものを自分で作ることが、今一番の幸せ。
身の回りの植物を使って自分で作ることで、自然の恩恵に感謝するようになりました。
それ以外にも、ただ自分で作ったものを使う、というのが、
それだけで愛に包まれていて、癒されます。

「買う」という行為だけでは気づけないことがいっぱいあって、
自分で作るというのは、時に不便さを伴うけれど、
でもその不便さがいろんなことを気づかせてくれたり、
私たちの暮らしはいつも自然とつながっている、ということを思い出すきっかけになり、
今の自然と人間が分離したような世界、それによって人間が地球のことを
ないがしろにするようなことがなくなるんじゃないかと思うんです。

私はあまり外へ出ていくことも少ないし、社会で起きていることに
いつも関心を寄せているわけではないのだけれど、
でも自分がしている小さなことが、世界の大きなことへとつながっていて、
私は世界に対して大きな声を上げる人じゃないけれど、
自分の周りを大切にすることで、世界がよくなればいいなと思っています。

今本当に満足した暮らしが送れているのですが、
それは移住を決めたことはもちろん、家をリフォームしたことが大きいと思います。
未知なことだから怖いけれど、本当に泣きながらだったけれど、
自分の感覚に従って決断してきた、
それが今のこの暮らしに結びついているんだと思います。

だから、都会での暮らしで、何か違和感を感じたり、
本当は田んぼでお米作りをしたり、田舎暮らしをしてみたいけれど、
怖いな、不安だな、と思って一歩踏み出せない人は、
今のままの違和感を感じ続けるか、怖いけれどやってみる、という決断をするのか、
考えてみたらいいんじゃないかと思います。

匝瑳でのお米作りは、大きなことに一歩踏み出せない人には、
最初の一歩としてお勧めですよ♪

匝瑳でのお米作りから、全国好きなところに移住したり、
仕事をやめて自分の好きな生き方したりする人がいっぱいいます。
1年でできなくても、継続しながら考えることもできる、
励まし合える仲間もいて、私のように行き当たりばったりが不安な人も
少しずつ進んでいけると思います。

ぜひぜひ2020my田んぼに来てください!

SOSA PROJECTの my田んぼ募集 

069

田んぼで祈り、舞いました💕